最近むち打ちになった
「むち打ち」ってどんな状態?
正しくは「外傷性頸部症候群、頸椎捻挫」と呼ばれるむち打ち。
事故やスポーツなど何らかの原因によって、
首が何度もむちを振り回すように大きくしなって動いた結果、
首や肩、背中に痛みが走り、さまざまな症状が現れる病気です。
むち打ちといえば追突などの自動車事故を思い浮かべますよね。
事実、むち打ちの大半は自動車事故が原因だとされていますが、
実はサッカーやラグビー、ボクシング、格闘技などの衝突が多いスポーツや、
仕事中の事故、寝ちがえなどでも発症するのだそうです。
つまり、誰にでも発症する可能性がある、身近なケガということ!
むち打ちの症状は人によってさまざまですが、
頚椎捻挫型の人は肩が重くなったり、首の筋肉が傷んだりすることが多いようです。
自律神経を傷めた人は、
肩こりや頭痛、吐き気、耳なりなどさまざまな不快症状が現れます。
他にも神経根が損傷した人は腕に強い痛みが出たり、
脊髄を損傷すると手足にまひが出たりもするのだとか。
ちょっと怖いケガですよね…。
むち打ちとマッサージの関係
むち打ちが難しいのは、
首のケガの中でも比較的軽傷のため症状を軽く見てしまう傾向があること。
そして、時間をおいてから発症するケースがとても多いことです。
慢性化すると、数年から数十年というスパンで苦しむことになるから本当に怖い…。
外傷がないだけに見過ごしがちなので、
初期段階からきちんとした治療を受けることが完治への近道と言えます。
むち打ちの治療をする際には、マッサージを取り入れることが少なくありません。
確かにむち打ちによって筋肉や筋がこわばったり血行が悪くなっている時は、
マッサージは有効だとされています。
何かとつらい症状が続き、しかもそれを他人にわかってもらえないのが、
むち打ちのしんどいところ。
それを、マッサージによって気持ちが落ち着きリラックスできれば、
心理的な効果も大きいでしょう。
ただし、むち打ちを経験して3カ月以内の人は、施術は控えたほうがいいと思います!
3カ月以内のマッサージは控えて
むち打ちと一言に言っても、頸椎をねんざしているのか、神経を痛めているのか、
自律神経のバランスを乱しているのか、傷め方によって症状も治療法も異なります。
むやみにマッサージで力をかけると、逆に炎症を引き起こしたり、
症状を悪化させるなどの危険があるので要注意!
カラダの中でも首は特にナイーブな部位。
刺激を与えすぎると、予想外の後遺症が出かねません。
せっかく落ち着いた症状がぶり返す危険もありますので、
マッサージはあくまで「短く軽めに」が鉄則。
本格的なマッサージやボディケアはしばらく控えたほうが無難です。
むち打ちは3カ月以内で症状がおさまると言われるので、
マッサージは3カ月以内は避けるべきだと思います。
また、それ以降でもセラピストさんにはむち打ちの症状があったことや、
今も不安だということをしっかり伝えておいた方がいいですね。
治ったからと伝えずにいて、首をゴリゴリされてしまっては、
また、症状がでてきてしまう…なんてことも考えられます。
半年以上たって、症状が慢性化してしまった人は、
むしろ積極的にマッサージを受けるとよさそうです。
かたまってしまった首の動きを活発にするため、
マッサージで首をほぐしたり、心身ストレスを軽くしていきましょう(^_-)